キルギス旅行で使える挨拶フレーズ|キルギス語&ロシア語で現地と交流しよう!
みなさん、サラマトスズブ!中央アジア専門旅行社アシュトラベルの編集長スギウラです。
キルギスは壮大な自然と遊牧文化が魅力の国。そして、旅の醍醐味は何といっても現地の人々との交流ですよね。言葉がわからなくても身振り手振りでなんとか乗り切れることもありますが、挨拶やちょっとしたフレーズを少し覚えると、ローカルとの距離がグッと縮まります。
今回は、キルギス語とロシア語で覚えておくと旅行に役立つ便利な挨拶フレーズ紹介。ぜひ、キルギス旅行で使ってみてくださいね。
なお、カタカナでなるべく近い読み方を書いていますが、実際の発音とはやはり違うので、インターネットの翻訳サイトやAIで音声を聞きながら練習するのがおすすめです。
キルギス人はバイリンガル
キルギスでは、歴史的な背景からキルギス語が国語、ロシア語が公用語として使われています。つまり、2つの言語を日常で使い分けているということですね。日本語だけで暮らせる日本人からすると、不思議ですよね。ただ、最近は「普段はロシア語ばっかりでキルギス語は使わない」という方もいるみたいです。
キルギス語とロシア語の共通点
まず、どちらもキリル文字を使っています。それから、キルギス語とロシア語で共通する言葉もたくさん。例えば「помидор(トマト)」は、発音が多少異なるものの、共通する単語です。キルギス人の会話を聞いていると、キルギス語とロシア語がナチュラルにミックスされて、言語のカクテルみたいになることもあります!日本と違う感覚で面白いです。
キルギス語とロシア語の違い
1つめは、キリル文字の文字数の違い。ロシア語は33字ですが、キルギス語は「Ү」「Ң」「Ө」というオリジナルキャラを足した36字。
2つめは語順。キルギス語はテュルク諸語に属しているので、日本語と同じ「主語+目的語+動詞」の語順。だから、日本人にとっては学びやすい言語といわれています。一方、ロシア語はスラブ語族で、複雑な文法。名詞には男性・女性・中性の区別があり、さらに主格・生格・与格など6つの格で語尾がコロコロ変わります。最初は脳が混乱するかも…
キルギス語&ロシア語基本の挨拶フレーズ
キルギスではキルギス語とロシア語、どちらも使えておくと便利。まずは、簡単で使いやすい挨拶フレーズをチェック!
こんにちは
キルギス語:サラマトスズブ(Саламатсызбы)
ロシア語:ズドラーストヴィチェ(Здравствуйте)
ありがとう
キルギス語:ラフマット(Рахмат)
ロシア語:スパシーバ(Спасибо)
さようなら
キルギス語:コシュ ボルンゴス(Кош болуңуз)
ロシア語:ダスヴィダーニャ(До свидания)
私の名前は〜
キルギス語:メニム アトゥム…(Менин атым…)
ロシア語:メニャ ザヴート…(Меня зовут…)
あなたの名前は?
キルギス語:アトゥヌズ キム?(Атыңыз ким?)
ロシア語:カク ヴァス ザヴート?(Как вас зовут?)
私は日本から来ました
キルギス語:メン ヤポニヤダン ケルディム(Мен Япониядан келдим)
ロシア語:ヤ プリイェハル イズ ヤポーニ(Я приехал из Японии)
旅行で役立つキルギス語&ロシア語のフレーズ
旅先では道に迷ったり、買い物で値段交渉をしたりする場面がたくさん。キルギス語とロシア語での便利なフレーズを覚えて、旅を楽しみましょう。
トイレはどこですか?
キルギス語:トアレット カイダ?(Туалет кайда?)
ロシア語:グヂェ トゥアリェート?(Где туалет?)
これはいくらですか?
キルギス語:ブル カンチャ ダン?(Бул канчаадан?)
ロシア語:スコーリカ ストーイト?(Сколько стоит?)
少し安くなりませんか?
キルギス語:アザンラアク ベリニズ?(Арзанраак бериңиз?)
ロシア語:スデルァイチェ スキドク?(Сделайте скидку?)
これをください
キルギス語:ブル ベリニズ(Бул бериңиз.)
ロシア語:ダイチェ エータ(Дайте это.)
挨拶をきっかけに文化交流を楽しもう!
海外旅行先での交流の始まりは、簡単な挨拶。「こんにちは」「ありがとう」だけでも覚えていくと、お店や宿での会話のきっかけとなります。異文化に触れたり、自分の国のことを伝えたりすると、キルギス旅行がより特別なものになるはず。ぜひ覚えたフレーズを実際に使い、現地の人々と交流してみてください!
おすすめツアー
アシュトラベルの「イシククル湖を乗馬で旅する5泊6日」ツアーは、キルギスの自然と文化をバランスよく楽しめるツアー。覚えた挨拶「サラマトスズブ」(こんにちは)を使って、現地の人々と交流してみてください。日本語ガイドが同行するので、お店やレストランでの難しいやりとりが不安な方も安心。宿泊先では、スタッフとの会話を楽しむチャンスもあります。