食べ物が美味しい国、キルギス。旅先で味わう絶品料理8選を紹介

サラマトスズブ！中央アジア専門旅行社アシュトラベルの編集長スギウラです。

みなさんは「キルギス」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか？山々に囲まれた雄大な景色？それとも遊牧民文化？

実は、キルギスには驚くほど美味しい伝統料理がたくさんあるんです。新鮮な羊肉を使った料理や、もちもちの手打ち麺、香ばしい揚げパン……そのどれもが、食べた瞬間「旅してよかった！」と思わせてくれる特別な一皿。

今回は、そんなキルギス料理の魅力をたっぷりお届けします！

キルギス料理の特徴と魅力

よく「キルギス料理ってどんな味？」と聞かれるんですが、一言でいえば「自然と人の知恵が詰まったシンプルで豊かな美味しさ」ですかね。海外旅行でいろんな国に行きましたが、個人的にキルギスはご飯が美味しい国の1つだと思います。

肉、肉、そして肉！

羊肉、牛肉、馬肉が主役の料理がズラリ。まるで「肉のテーマパーク」に迷い込んだかのよう。栄養たっぷりの肉は、寒さ厳しいキルギスで力の源！

発酵乳製品は驚きの宝庫

馬乳酒「クムス」や乾燥チーズ「クルト」など、日本のスーパーではお目にかかれない乳製品が勢ぞろい。最初はびっくりしますが、意外とハマる人もいます。

シンプルだけど奥深い調理法

煮る、焼く、揚げるが基本の調理法。でも、そのシンプルさこそが素材の味を最大限に引き出します。美味しいお店が多く、キルギスの人は素材のポテンシャルを引き出すのが上手！

食文化が豊か

基本的には肉や乳製品がメインですが、農業が盛んな国なので地元の新鮮な野菜や果物などさまざまな種類の食材がたっぷり使われます。また、シルクロードの交差点であったことやロシア帝国の一部だったこともあり、他の国の影響を受けてミックスされているのも面白いところ。

キルギスで味わうべきおすすめ料理8選

今回は、キルギス料理の中から特に食べてほしい食べ物8つを紹介します。旅先で見つけたらぜひお試しを！

指を汚して食べたい【ベシュバルマク】

キルギス料理の代名詞とも言える一品。「五本の指」という意味を持ち、手で豪快に食べるのが元祖スタイル。じっくり煮込まれた羊肉は驚くほど柔らかく、平たい手打ち麺と絡めるともう止まりません！初めて食べると「こんなにシンプルなのに、なんでこんなに美味しいの？」と驚くこと間違いなし。

アウトドアで食べたい【シャシリク】

炭火焼きの串焼き肉、まさに「お肉好きのパラダイス」！外は香ばしく、中はジューシー、スパイスが香るマリネ味でさらに味わい深く仕上がります。現地では山でシャシリクを焼きながらビールを飲むのが定番。旅行中でも一度は体験したい、豪快なアウトドア飯。

心温まるキルギスの味【ドゥンダマ】

キルギス版肉じゃが。羊肉やキャベツ、じゃがいも、人参などの野菜をたっぷり使い、じっくり煮込んだ家庭料理です。素材の旨みを引き出すだけの素朴な調理法がポイントで、キルギスの温かな家庭の味を感じさせてくれるおすすめの一皿。こういうのでいいんだよ。

もちもち麺がクセになる【ラグマン】

「中央アジア版アレンジうどん」ともいえるラグマン。もちもちした手打ち麺と、お肉や野菜などのバラエティ豊かな具材が特徴。調理方法は、焼きうどん風やぶっかけうどん風スタイルなどさまざま。どのタイプも美味しく、麺の独特の食感と口いっぱいに広がる食材の旨みはクセになります。きっと「これ、日本に持ち帰りたい！」と思うはず。