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キルギスと日本は兄弟?似てる?親日国との不思議なつながり

みなさん、サラマトスズブ!中央アジア専門旅行社アシュトラベルの編集長スギウラです。

キルギスは、中央アジアの山岳国家。日本からは遠い国ですが、実は「親日国」として知られています。そして、なぜか日本人を「兄弟」と呼ぶキルギス人がたくさんいるんです。どうしてそんなに仲良しなのか、不思議ですよね。

今回は、キルギスと日本の意外なつながりを歴史や文化を交えながらサクッと解説します。ユニークなエピソードも紹介するので、キルギスを身近に感じてもらえたら嬉しいです。

キルギス人と日本人は似てる?

キルギスに行ったらまず驚くのが、「あれ、この人日本人?」と感じるくらい似ている顔立ちの人が多いこと。黒髪、黒い瞳、スッとした目元、もうそっくりです!性格も共通点があるといわれていて、勤勉で真面目、人見知りだけどおもてなしが好きなところに親近感がわく方も多いはず。

ただ、もちろん違いもあります。キルギス人は元々遊牧民なので、家や土地へのこだわりはどちらかというと強くありません。一方で、日本人は家を持ち、地域に根ざして暮らす定住民族。「先祖代々の土地」とか「マイホーム」とか家や土地にこだわりがありますよね。

もし地元の人と話す機会があったら、こういった違いを話題にすると旅行中の会話が盛り上がるかも。

魚好きが日本、肉好きがキルギスへ?

さて、ここでキルギスの言い伝えをひとつご紹介。

昔々、兄弟がいました。兄は魚が好きで、海を目指して日本へ。弟は肉が好きで、草原を目指してキルギスに残ったとか。このことから、キルギスでは「キルギス人と日本人は兄弟」といわれています。

実際のところどうなのかはわかりませんが、キルギスの赤ちゃんには、日本人の赤ちゃんと同様に、生まれたときに蒙古斑があるそうです。そして、「DNA」や「遺伝子」の研究では、共通のルーツを示唆する説もあるとか。

キルギスが親日国な理由

キルギスはかなり親日的な国。旅先で何人かと聞かれて「ヤポーニッツ(日本人)」と答えると、笑顔で歓迎してもらえることが多いです。

親日家が多い理由はいろいろ考えられるんですが、まずは見た目が似ていて親近感を覚えるからというのがあるでしょうね。

それから、日本製品への信頼感も抜群。特にタクシーの運転手さんたち、日本車の話になると止まりません(笑)。「日本の車は壊れない!」って絶賛です。

さらに、日本政府やJICAの支援に対して好意的なことも挙げられます。1991年にキルギスがソ連から独立してから、農業や教育、インフラ整備を国やJICAなどがサポート。「日本ってなんかよいことしてくれてる」というイメージを持ってくれています。

キルギスと日本の新しいつながり

最近のキルギスでは、アニメや漫画が若者たちの心をガッチリつかんでいます。「アニメが好きすぎて日本語を勉強してみた」という人もたくさん。推しキャラの影響力、ここまで来るとすごいですよね。

観光でも、日本からキルギスに足を運ぶ人が増えています。遊牧文化や大自然の体験が注目されていて、首都ビシュケクやイシククル湖周辺には日本語で対応できる宿泊施設も。絶景の山岳国で「おもてなし」を受けられるのは、他にない体験ですよね。

キルギスと日本のつながりを旅で感じよう

キルギスと日本の関係は、歴史の深さも文化の温かさもたっぷり。親しみやすいキルギスの人々や、どこか懐かしさを感じる風景に触れると、「兄弟」なんて呼ばれる理由がちょっとわかる気がします。次の休暇は、少し足を伸ばして「兄弟」に会いに行ってみませんか?草原と星空が広がる世界で、これまでにない旅の思い出が待っています。

アシュトラベルのおすすめツアー

キルギスに行くなら、魅力をぎゅっと詰め込んだ「美しき天山の湖ソンコル湖、チョンケミン村で乗馬とキルギスを堪能する4泊5日」はいかがでしょう。

標高3,000mのソンコル湖での乗馬トレッキングや、伝統的なユルタ宿泊、地元農家でのパン作り体験など、キルギスならではの遊牧文化を満喫できるプランです。広がる草原と青い湖の絶景は、きっと旅のハイライトになるはず。

日本語ガイドが同行するので、初めての方も安心して楽しめます。“兄弟の国”で特別な時間を過ごしてみませんか?

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